2023.10.25
オフィスデスクとデスクチェアは、職場の快適さを左右する重要な要素です。特に長時間座って作業するデスクワーカーにとって、負担の少ないデスクチェア選びは必須といえるでしょう。
そこで今回は、疲れないデスクチェアの選び方をご紹介します。自分に合ったデスクチェアを見つけて、より快適に業務を進めましょう。

デスクチェアとは、事務仕事やパソコンを使用するときに使う1人用の椅子のことです。
多くのデスクチェアには、体の向きを瞬時に変えられるキャスターが装着されています。また、使う机やテーブルに合わせて、高さも調節できる機能も搭載されているのが一般的です。
デスクチェアと一言で言っても、製品によって機能や座り心地はさまざまです。そのため、自分の体型や使用する環境に合わせて選ぶことが、快適にデスクワーク環境を整えるために大切です。

デスクチェアは主に以下のタイプに分けられ、それぞれ特徴が異なります。
・事務椅子タイプ
・エグゼクティブタイプ
・エルゴノミクタイプ
それぞれのタイプについて詳しく解説します。

デスクチェアの中で、最もシンプルなデザインのタイプです。シンプルだからこそ比較的価格が安く、モデルによっては2,000円程度で購入できます。
価格が安くシンプルではありますが、背もたれやクッションなどの基本的なパーツは付いているため、なるべく価格を抑えたいという方は事務椅子タイプで十分でしょう。ただし、他のタイプと比べると座り心地はさほど良くないため、座り心地を重視したい場合は他のタイプをおすすめします。

高級感のあるデザインが、特徴のデスクチェアです。
背もたれや座面に本革が使用されている場合が多く、座り心地はもちろん高級感があり、見た目にこだわりたい方に適しています。
また、他のタイプと比べて座面が広く作られているという特徴もあり、座面の広さから長時間座っていても疲れにくいでしょう。
一方で、他のタイプに比べて比較的高めです。価格を抑えたい場合は、他のタイプを選びましょう。

出典:https://hermanmiller.co.jp/pages/making-an-icon-the-aeron-chair
エルゴノミクスとは「人間工学」という意味であり、その名の通り人間工学に基づいてデザインされたデスクチェアです。
体にフィットして長時間の作業も疲れにくく、ストレスを感じにくいという特徴があります。オフィスワーカーの中でも長時間デスクチェアを利用する方には、エルゴノミクスタイプがおすすめです。

せっかくデスクチェアを購入するのであれば、なるべく疲れないデスクチェアを選びたいもの。そこでここからは、疲れないデスクチェアの選び方を具体的にご紹介します。
サイズや素材、機能性から最適なデスクチェアを選びましょう。
まずは、座面の高さや背もたれの高さといったサイズを選びましょう。
人の体格に適した座面の高さは「身長×0.25センチメートル」とされています。
例えば、身長が160cmの人は40cmが最適な座面の高さです。ただし、靴を履いてデスクチェアに座る場合は、慎重に靴の厚みをプラスして計算する必要があります。
また、背もたれには低い順にローバック・ミドルバック・ハイバック・エクストラハイバックがあります。自分が快適に感じる背もたれの高さを選びましょう。
次に、素材を選びます。デスクチェアの素材は、基本的にファブリック、メッシュ、レザー、合成皮革の4種類であり、それぞれの特徴は以下の通りです。
| 素材名 | 特徴 |
| ファブリック | 最もポピュラーな素材。 カラーバリエーションが豊富でデザイン性が高い。 |
| メッシュ | フィット感に優れていて通気性が高い。 |
| レザー | 高級感はあるものの通気性に欠ける。 |
| 合成皮革 | 汚れや摩擦に強く、手触りが滑らか。 |
素材を選ぶ際は、何を重視するか優先度を決めて、それぞれの特徴から最適な素材を選びましょう。
搭載する機能から選ぶという選び方もあります。
デスクチェアは、製品ごとに搭載されている機能が異なります。基本的な機能としてはアジャスト機能、サポート機能、ロッキング機能があり、それぞれの概要は以下の通りです。
| 機能名 | 説明 |
| アジャスト機能 | 自分の体格に合わせて高さを調節できる。 |
| サポート機能 | 正しい姿勢を維持できるようにサポートしてくれる機能。 ランバーサポート・アームレスト・ヘッドレストなどの種類がある。 |
| ロッキング機能 | 背面や座面が固定されず、身体への負担を軽減できる。 |

これまでみてきた通り、デスクチェアには3つのタイプがあり、さらに素材や機能も選択する際に考慮すべき要素です。これらの要素を組み合わせて自分に合ったデスクチェアを選ぶわけですが、カタログやWebサイトでこれらの情報を得たとしても、実際に届くと思っていたような座り心地ではなかった、というのはよくある失敗例です。
デスクチェアを選ぶ際には、可能な限り試してから購入しましょう。試座することで自分に合っているかがわかり、購入後に失敗したというケースがなくなります。ネットでデスクチェアを購入する場合でも、可能な限り同じ製品を扱うショップで試座することをおすすめします。

快適に事務作業やパソコンをする上で、デスクチェア選びは重要です。自分の体格に合っていて、欲しい機能が搭載されているデスクチェアを購入し、長時間の作業も快適に続けられる環境を作りましょう。